電気のことを基礎からちゃんと勉強しようということで、「アナログ電子回路のキホンのキホン」という書籍を購入。
2.3章の重ね合わせの原理の説明なのだが、どうも本文と図に違和感。
この複数に分割する方法ですが、複数の電源をおのおの1つしか存在しないものとして考えてみます(図2-3-2)。ここで抵抗3に流れる電流の向きが逆になることに注意してください。
と本文にあり、図が大雑把に
のようになっていた。
そして説明が抵抗1に流れる電流の量を求めるものとなっており、それぞれの電源で求めた電流を足し合わせるものとなっていた。
ここで違和感爆発。電流の向き違うのに足していいわけなかろう。
同じ電流の方向となる抵抗3で検算してみたところ、やっぱり違う値になった。
本文から著者の意図としては電源のどちらかが逆向きだったものと思われる。
正誤表をみてても図の誤りが多いみたいだし、著者のWebページのテキスト回路図を外注が図に起こしたときに間違えたのかな?とか推測してみるw
これが正誤表にのってないのは、読者の人が馬鹿らしすぎてだれも突っ込まなかったからに違いないと予想w
著者の木村誠聡さんのWebページも見たのだが2008で更新が止まってたため、知らせずネタにしてしまおうということで、これを書いた。
どうでもいいが、図の回路で電源のそれぞれ電圧の差が大きい場合、弱い電圧側の抵抗が十分に大きくないと、逆電流が流れて危ないという認識であってる?
ま、ダイオードいれとけって話なのかもしれんが。
キルヒホッフか・・
電圧が低い方の電源からみると電位が高い状態にありインピータンスが高い状態と同じ様な
状態になっているので順電流を流すことが出来ないということでw
この本のチャプター5って著者の趣味に走っているような・・
最初の方はオマケなのかもね