社内システム構築

2010/09/27 | By KUMA | Filed in: 戯言.

新会社に移って、社内システムを構築することとなった。

いろいろな絡みがありプロバイダがOCN限定となってしまい、全部自力で構築した場合、
月々\15,000-くらい+構築工数と運用工数がかかることがわかった。
さらに、サーバ用に信頼性のあるHW環境も用意する必要があるため、初期費用も結構必要そうな見込みであった。

それならばと、アウトソースを検討。

  • プロバイダは家庭用Bフレッツ+動的IPアドレス
  • メールおよびスケジュール管理にGoogleApps
  • 社外向けWeb表示にさくらVPS
  • 社外お客様案件用サーバにDDNS環境を構築

を設定した。

すると、ランニングコストは\15,000-でほぼ一緒だが、メール関連やWeb周りのサーバのメンテから開放され、さらに社内システムの使い勝手も向上するというところで、社長の承認をもらった。

構築手順は以下のような感じ

  1. ドメイン取得(お名前.comを利用)
  2. さくらVPSの申し込み
    今回は一番安い\980-/月のプラン。仮想化のおかげで(見た目上)自由に使えるサーバが一台この価格で手に入るなんていい時代になったものだ。
  3. GoogleAppsの申し込み
    GoogleCheckoutでクレジットカード払いが必須。新しい会社なので当然クレジットカードなんてあるはずがないので、とりあえず個人のもので代用。変更する場合、無料期間中に一度スタンダードプランに落としてからプレミアプランに再設定すればよさげ。
  4. GMailの設定
    お名前.comのレンタルDNSを利用して、Googleの指示通り架空のHostのCNAMEをGoogle宛にし、ドメインの所有者を保障する。
    その後、MXレコードをGoogoleに飛ばす。
  5. VPSの設定
    ほんとに空っぽのOSイメージなので、必要なソフトを適宜インストール。
    SSHで鍵認証を先に設定すると、秘密鍵をどうやって外に出すかはまることになるので注意。
    お名前.comのAレコードをもらったVPSに設定。
  6. DDNSの設定
    実家にいたときに使用して実績のあるDiCEを自社内のサーバに導入。
    さらにお名前.comのドメインから適当なホストをCNAMEでDDNSの名前に飛ばすことにした。

こんな感じで運用開始。


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