RPGツクールVXではGUIエディタ上でリソースの最大数を管理しているが、実体はRubyのArrayをシリアライズしてファイルに書いているだけのようだ。
そのため、ユーザがArrayの中身を勝手に増やしても内部的には何も問題がないようである。
また、GUIエディタは最大数の管理とデータの中身の管理を別々にしており、上限を超えたデータも自由に編集することができる。
続きに手順をざっとまとめる。
- 上限を増やすスクリプトを用意。(サンプル参照)
- スクリプトを適当なイベントなどに割り当て、一回テストプレイなどで実行する。
- プロジェクトを閉じる。この時にプロジェクトの保存はしないこと。スクリプト増やしたデータが元に戻る。
- プロジェクトを開き、データベースを見ると増えてるはずなので、あとは思うがままデータを登録してください。
注意点として、「最大数の変更」ボタンはクリックしないこと。増やしたデータが消えます。
この手順を繰り返せばまた増やせますが、編集したデータは残らないので間違えてクリックしたら、落ち着いてキャンセルを押すように。 - 動作させたスクリプトを削除する。ゲームの実行に必要ない処理なのでサクっと削除しちゃいましょう。
サンプルとしてスキルを9999個まで増やすスクリプトを。
$w = load_data(“Data/Skills.rvdata”)
while $w.length <= 9999
$w.push RPG::Skill.new
end
save_data($w,”Data/Skills.rvdata”)
書かなくてもわかると思うけど一応補足。
上限は調子に乗って必要以上に増やさない方がいいと思う。メモリ食って重くなるし、全レコードシークするような処理があったら目も当てられない。
武器の上限を変えたい場合は”Data/Skills.rvdata”を”Data/Weapons.rvdata”に変えるRPG::Skillも変更。武器以外も同様。
ちなみにここを参考にさせていただいた。
先人方の拓いてくれた道に感謝します。
Weapons.rvdata
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